ほけんスコア

トップライフステージライフステージで考える保険:教育資金

ライフステージで考える保険:教育資金

公開日:2026-09-19更新日:2026-09-19

教育資金の準備は、お子さまが生まれたタイミングに直結する計画的な備えです。学資保険・終身保険の使い分けと、6つの節目それぞれでの向き合い方を解説します。

教育資金の準備は、他の困りごとと違って「お子さまの誕生」という特定のタイミングに直結する、計画的な準備が要る項目です。出産を境に一気に重要度が高まり、その前後の時期はあまり意識されないという、他の困りごとにはない独特の推移をたどります。ここでは、教育資金の準備について、6つのライフステージを通じてどのように向き合い方が変わるかを整理します。

教育資金に備える保険の種類

保険で教育資金を準備する方法としては、主に次の2つが挙げられます。

保険の種類特徴教育資金としての向き不向き
学資保険契約者である親が死亡した場合は以降の保険料が免除され、保険料が支払われたものとして学資金を受け取れる。受取時期が18歳・22歳など商品ごとに決まっている進学時期に合わせて計画的に受け取れる点が向いている。契約者・子の年齢や払込期間によっては、受取総額が払込保険料を下回る商品もあるため事前の確認が必要
終身保険(短期払)解約返戻金を教育資金に充てる方法。低解約返戻金型であれば、通常の終身保険より月々の保険料を抑えやすい受取時期を18歳に固定せず、結婚資金の援助など将来のタイミングに合わせて柔軟に据え置ける点が向いている。学資保険と同様、早期解約では元本を下回る場合がある

文部科学省の令和5年度「子供の学習費調査」によると、学習費総額(年間、子1人あたり)は幼稚園で公立約18.5万円・私立約34.7万円、小学校で公立約36.7万円・私立約174.2万円、中学校で公立約54.2万円・私立約156.0万円、高校で公立約59.8万円・私立約103.0万円です(出典:文部科学省)。日本政策金融公庫の令和3年度「教育費負担の実態調査結果」によると、大学入学費用は国公立67.2万円・私立文系81.8万円・私立理系88.8万円、在学費用(1年あたり)は国公立103.5万円・私立文系152.0万円・私立理系183.2万円で、高校入学から大学卒業までの教育費総額は942.5万円とされています(出典:日本政策金融公庫)。

ライフステージ別の重要度の推移

学資保険は、他の保険種類と違って出産のタイミングだけLv3(最大)となり、それ以外のライフステージでは0という、極端に山型の推移をたどります。これは「教育資金の準備」というテーマ自体が、子の誕生という特定のイベントに強く結びついているためです。

保険の種類就職結婚出産住宅購入子の独立定年退職
学資保険Lv0Lv0Lv3Lv0Lv0Lv0

就職

独身で子がいない時期は、教育資金の準備という観点では検討の対象になりにくい時期です。将来の結婚・出産を見据えて長期の積み立てを始める方もいますが、この時点では優先度は高くありません。

📎
あわせて読みたい
就職したときに考えたい保険

結婚

結婚したばかりの時期も、子がいなければ教育資金の準備は検討の対象になりにくい時期です。将来的な出産を見据え、準備方法について話し合い始める方もいます。

📎
あわせて読みたい
結婚のときに考えたい保険

出産

子供が生まれたタイミングは、教育資金の準備を考え始める最初の機会です。進学先(公立・私立)によって必要額には大きな差があり、特に大学は他の教育段階に比べてまとまった費用がかかります。学資保険・終身保険(短期払)のいずれも、契約者である親に万一があった場合の保障を兼ねられる点が特徴で、この時期に検討を始める意味は大きいといえます。

定期終身がん医療介護学資個人年金変額外貨収入保障就業不能火災
学資
Lv3

教育資金の対策チャート

住宅購入

教育資金の準備は出産のタイミングから既に始まっている前提のため、住宅購入時に新たに検討するテーマとしての優先度は下がります。住宅ローンの返済と教育資金の積み立てを並行して進めることになるため、家計全体のバランスを踏まえた検討が必要になる時期です。

子の独立

子の独立は、教育資金の準備期間を終えるタイミングです。新たに検討する項目としての優先度は下がり、これまで準備してきた学資保険・終身保険の受け取り方を確認する段階に移ります。

定年退職

定年退職の時期には、子の教育資金の準備は既に終えていることがほとんどで、検討対象にはなりにくい項目です。

まとめ

教育資金の準備は、出産というタイミングに強く結びついた、計画的な備えが要る項目です。進学先によって必要額には大きな差があるため、お子さまが生まれたら早めに準備方法を検討し、子の独立までの長い期間を見据えて計画的に積み立てていくとよいでしょう。

※本記事は編集部が作成した一般的な参考情報です。特定の商品・保険会社を推奨するものではなく、断定的な提案でもありません。実際の要否は、各代理店の窓口で保険募集人にご確認ください。統計・制度に関する数値は今後変更される可能性があるため、最新の情報をあわせてご確認ください。

執筆

ほけんスコア編集部

Googleの公開データをもとに保険の窓口を客観的に比較・解説する、ほけんスコアの編集チームです。

ほけんスコアとは

Googleの口コミ件数と評価のみを根拠に、保険ショップ・保険の窓口ブランドを客観的にランキング化した比較サイトです。運営者の主観を排し、実際に来店した利用者の評判を見て信頼できる窓口を選べます。

この記事をシェア

※シェアボタンのリンクはnofollowのため、直接の被リンク評価にはなりません。拡散をきっかけにした自然な被リンク獲得が目的です。

← ライフステージで考える保険へ戻る