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実はお得!「掛け捨て」の保険を選ぶべき3つのケース

公開日:2026-09-19更新日:2026-09-19
実はお得!「掛け捨て」の保険を選ぶべき3つのケース

掛け捨ての保険は決して損な保険ではありません。よくある勘違いを解消した上で、掛け捨ての保険を選ぶとよいとされる3つのケースを紹介します。

「掛け捨ての保険は損なのか得なのか」「掛け捨てと終身保険など貯蓄性のある保険、どちらに入るべきか」といった疑問をよく耳にします。「掛け捨て」という言葉からネガティブなイメージを持ったり、しくみが複雑でよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

しかし、掛け捨てだからといって、決して損な保険ではありません。保険に入るときに、掛け捨てか貯蓄型かで迷う必要もありません。何のために保険に入るのかによって、どちらが向いているかは自動的に決まってくるからです。

この記事では、掛け捨てが損ではない理由を説明した上で、掛け捨ての保険を選ぶとよいとされる3つのケースを紹介します。

1. 掛け捨てのよくある勘違い

掛け捨てと聞くと、お金を無駄にしてしまうというイメージを抱きがちですが、それは正しい理解ではありません。まずは掛け捨ての保険を正しく理解することから始めましょう。

1-1. 掛け捨てとは、満期や解約でお金が戻ってこないこと

一般的に、掛け捨ての保険とは、満期になってもお金が戻ってこない、途中で解約してもお金が戻ってこない保険のことをいいます。これとは逆に、満期や途中解約でお金が戻ってくる保険は、貯蓄性のある保険(貯蓄型の保険)と呼ばれます。

1-2. 掛け捨てといっても、お金を捨てているわけではない

掛け捨ての保険は、支払った保険料が戻ってこないとはいえ、本当にお金を捨てているわけではありません。支払った保険料は、保険期間中の保障に対する対価だからです。保険料は、万一のときに保険金を受け取るという約束を購入した代金であり、保険期間中その約束は有効です。お金が戻ってこなくても不思議ではなく、損というわけではありません。逆にいえば、お金が戻ってくる保険は、戻ってくる分のお金を余計に支払っていると考えることもできます。

1-3. 掛け捨てのメリットは、割安な保険料とシンプルなしくみ

掛け捨ての保険には、保険料が安いというメリットがあります。貯蓄型の保険のように積み立て分の保険料を支払う必要がなく、純粋に保障のみを買っているためです。そのため、子育て世代などで大きな死亡保障が必要な場合に、割安な保険料で高額な保障に加入しやすくなります。

また、保障のみのシンプルなしくみなので、いつ・どんなときにいくら戻ってくるのかを気にする必要がなく、保険選びの判断も「その保障が必要かどうか」だけを考えればよいという利点があります。一方で、保険期間が10年・20年などで更新していくタイプの場合、更新のたびに保険料が上がっていったり、高齢になると更新できなくなったりする点はデメリットといえます。

1-4. 掛け捨ての保険と貯蓄型の保険の比較

それぞれの代表的な特徴を比較すると、以下のようになります。

保険タイプ掛け捨て貯蓄型
保険料割安割高
戻ってくるお金ほとんどないある(解約返戻金・満期保険金など。支払った保険料を上回るかは別)
特徴割安に大きな保障が得られる/シンプルでわかりやすい/更新タイプは保険料が上がっていく大きな保障には向かない/しくみが複雑になりがち

2. 掛け捨ての保険の主な種類

一般的に掛け捨てと呼ばれる保険には、生命保険(死亡保険)と医療保険それぞれに以下のような種類があります。

保険種類保障内容保障タイプ
定期保険保険期間内に死亡した場合に死亡保険金を受け取れる死亡保障(生命保険)
収入保障保険保険期間内に死亡した場合に、毎月一定額の保険金を受け取れる死亡保障(生命保険)
医療保険病気やけがによる手術・入院費用などに備える医療保障
がん保険がんによる手術・入院費用などに備える医療保障

生命保険で掛け捨ての保険というと、保険期間が決まった定期タイプが中心です。医療保険は保険期間が終身のものと定期のものがあり、終身の掛け捨てが主流となっています。

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3. 掛け捨ての保険を選ぶとよいとされる3つのケース

掛け捨てにするか貯蓄性のある保険にするかで悩む必要はなく、基本的には何のために保険に入るのかによって、どちらが向いているかが決まってきます。以下に、掛け捨ての保険が選ばれやすい主なケースを紹介します。

3-1. 子育て世代の世帯主が死亡リスクに備えるとき

小さなこどもがいる家庭で、家計を支える世帯主が死亡した場合、収入が途絶え、残された家族の生活費やこどもの教育費が不足するおそれがあります。必要保障額の目安は各家庭によって異なりますが、平均的な会社員の場合、数千万円規模の死亡保障が必要になることも珍しくありません。

このような高額な死亡保障は、掛け捨ての保険である定期保険や収入保障保険で備える考え方が一般的です。貯蓄性のある終身保険で同水準の保障を用意しようとすると保険料が高額になりやすいことと、高額な死亡保障が必要な期間はこどもの独立までなど、一定期間に限られることが理由です。実際、同じ死亡保障額であっても、掛け捨ての定期保険は終身保険に比べて月々の保険料を大きく抑えられる傾向があります(保険料は年齢・性別・保険会社・商品によって大きく異なるため、あくまで一般的な傾向です)。終身保険は貯蓄性があるぶん保険料が高くなりやすく、無理なく払い続けられる金額かどうかも、保険を選ぶ際の重要な判断材料になります。

3-2. 病気やけがの医療費に備えるとき

医療費に備える医療保険は、掛け捨てのものが選ばれやすい傾向にあります。現在販売されている医療保険は掛け捨てのタイプが多く、貯蓄型は少数派という背景もありますが、それだけが理由ではありません。高齢になるほど病気やけがのリスクが高くなることから、医療保険は一生涯入り続けることが前提になりやすく、満期や途中解約をあまり意識する必要がないため、貯蓄性よりも保険料の安さを重視したほうが合理的だと考えられているためです。貯蓄性にこだわる特別な事情がない限り、割安な掛け捨ての医療保険を選ぶという考え方があります。

3-3. がんの治療費に備えるとき

がんの治療費に備えるがん保険についても、医療保険と同様の理由で掛け捨てのものが選ばれやすい傾向にあります。貯蓄性を求めるよりも、掛け捨てで保険料を抑えつつ、保障内容の良いものを選ぶという考え方が一般的です。

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まとめ

掛け捨ての保険は、その呼び名からお金が無駄になるというイメージを持たれがちですが、それは誤解です。割安に保障を買うことができ、いろいろな場面で役立つ保険といえます。掛け捨ての保険を選ぶとよいとされる主なケースは、大きな死亡保障が必要なとき、医療保険に入るとき、がん保険に入るときなどです。こうしたケースでは、掛け捨てというだけで不安に感じすぎる必要はないという考え方が一般的です。

※本記事は編集部が作成した一般的な参考情報です。特定の商品・保険会社を推奨するものではなく、断定的な提案でもありません。実際の要否は、各代理店の窓口で保険募集人にご確認ください。統計・制度に関する数値は今後変更される可能性があるため、最新の情報をあわせてご確認ください。

執筆

ほけんスコア編集部

Googleの公開データをもとに保険の窓口を客観的に比較・解説する、ほけんスコアの編集チームです。

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