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がん保険は終身がオススメ|定期との違い、加入時の注意点など

公開日:2026-09-25更新日:2026-09-25
がん保険は終身がオススメ|定期との違い、加入時の注意点など

がん保険には終身タイプと定期タイプがあり、高齢期のリスクや長期的な保険料負担を考えると終身タイプがおすすめです。おすすめの理由と、選ぶ際の注意点をあわせて解説します。

2人に1人はがんになるといわれるほど、生涯を通じたがんの罹患リスクは高く、終身タイプのがん保険の需要が高まっています。

がん保険には終身タイプと定期タイプがあり、がんの罹患率の傾向や長期的な保険料負担を考えると、終身タイプがおすすめです。ただし、終身タイプのがん保険であれば何でもよいというわけではありません。しっかり保障される商品を選ぶために、注意すべき点もあります。

この記事では、終身タイプのがん保険をおすすめする理由を整理するとともに、がん保険を選ぶときの注意ポイントも解説します。がん保険選びの参考情報として、ぜひお役立てください。

がん保険の終身タイプと定期タイプ

がん保険は、がんの保障に特化した保険です。がんは治療が長引いたり再発したりすることがあり、治療費が高額になることもあるため、がんの保障に手厚いがん保険が広く利用されています。

このがん保険には、保障期間の違いで終身タイプと定期タイプがあります。将来を見据えて加入するのであれば終身タイプに加入するのがおすすめですが、その詳しい話をする前に、まずは終身タイプと定期タイプの違いについてみていきましょう。

保障が続く期間が違う

終身タイプのがん保険は、その保障が一生涯続きます。一方で、定期タイプのがん保険は、保障期間が10年、20年などとあらかじめ決まっています。定期タイプでも、保障期間終了後にさらに更新することは可能なので、更新を重ねて長期間加入し続けることはできますが、70歳や80歳など保険会社が定める年齢を超えると更新ができなくなります。

保険料のかかり方が違う

終身タイプのがん保険は、加入したときに決まった保険料をその後もずっと払い続けていきます。一方で、定期タイプのがん保険は、更新をするとその時点の年齢に即した保険料に変わり(上がり)ます。そのため、定期タイプは加入当初の保険料は割安ですが、更新し続けて長く加入すると保険料は上がっていきます。

終身タイプと定期タイプは、がんの保障がこの先どれくらい必要かによって選ぶのが基本です。一般的には、生涯にわたっての保障を考えることが多いため、そのような場合は終身タイプにするとよいでしょう。

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終身タイプのがん保険をおすすめする2つの理由

ここでは、がん保険に入るときに終身タイプをおすすめする大きな理由を2つ紹介します。

理由1:がんは高齢になるほどかかりやすく、生涯の保障が必要だから

終身タイプをおすすめする1つ目の理由は、がんにかかるリスクは高齢になればなるほど高まる傾向があるためです。一般に、がんの罹患率は年齢が上がるにつれて高くなる傾向があります(出典:国立がん研究センター)。70歳や80歳以上になると更新ができなくなってしまう定期タイプのがん保険では、がんリスクが高まる年齢帯をカバーしきれない場合があります。

終身タイプのがん保険であれば一生涯保障が続くため、長生きに備えやすくなります。

理由2:長期的には終身タイプの方が支払う保険料の総額が少なくなる場合がある

終身タイプのがん保険のメリットは保険料にもあります。終身タイプでは契約してから一定期間は、定期タイプに比べて割高な保険料を払うことになります。しかし、定期タイプは更新するたびに保険料が上がっていくため、長期的にみた場合、保険料の総額は終身タイプの方が割安になるケースがあります。

以下は、保険料水準の一般的な傾向をイメージとして示したものです(実際の保険料は保険会社・商品・加入年齢・性別・保障内容によって異なります)。

項目終身タイプ定期タイプ
保険期間終身10年(更新型)
加入当初の保険料定期タイプより割高な傾向終身タイプより割安な傾向
更新後の保険料加入時のまま変わらない更新のたびに年齢に応じて上昇する
長期加入した場合の総支払保険料更新を重ねた定期タイプより少なくなる場合がある更新を重ねるほど総額が膨らみやすい
保険料水準(イメージ)この更新以降、定期タイプの保険料総額が終身タイプを上回りやすい(イメージ)加入時1回目更新2回目更新3回目更新経過年数(10年ごとに更新) →終身タイプ(加入時から定額)定期タイプ(更新のたび上昇)

保険料水準の推移イメージ(終身タイプ vs 定期タイプ) ※一般的な傾向のイメージであり、実際の保険料は保険会社・商品・加入年齢・性別・保障内容によって異なります

このように、加入当初は定期タイプの方が保険料は割安に見えても、更新を重ねて年齢が上がるにつれて保険料が上昇していくため、平均寿命まで長期間加入し続けることを考えると、終身タイプの方が総支払保険料を抑えられるケースがあります。

終身タイプのがん保険のデメリットもおさえておこう

ただし、終身タイプのがん保険にもデメリットはあります。

終身タイプのがん保険は、加入当初の保険料が高いため、途中解約した場合には、定期タイプと比べて無駄に多くの保険料を支払う結果となってしまうことがあります。

このように途中解約は保険料が割高になってしまうため、途中で新しい保険に入り直したいときに心理的なハードルとなってしまうことがあります。

もちろん、必要であれば多少損になっても、よりよい保険に入り直すべき場面もありますが、終身タイプのがん保険を契約する際は、長く加入し続けることを意識して、十分に吟味する必要があることを覚えておきましょう。

終身タイプのがん保険を選ぶ際に注意すべき4つのポイント

ここまで、終身タイプのがん保険のメリットやデメリットについて、保障期間と保険料に注目しながら解説してきました。とはいえ、がん保険にはそれ以外にもさまざまな注意点があり、実際に選ぶ際には考慮に入れる必要があります。

以下ではそれらの点についてみていきましょう。

1. がん保険は契約後、一定期間は保障されない

終身タイプに限った話ではありませんが、がん保険には契約後一定期間(一般的に90日程度)の待ち期間(待機期間)があり、その期間は、たとえがんと診断されたとしても保障の対象とはならず、契約も無効となります。

がんになっていても自覚症状がないまま保険に加入してしまうこともあり得るため、様子を見る期間を設けて契約の公平性を保つ仕組みですが、一般の医療保険にはない、がん保険特有の注意点です。

がん保険に加入する際にはこの待ち期間があるということをきちんと理解しておく必要があります。

2. 保険料を短期払いにすると、老後の負担が軽くなる

終身タイプのがん保険の保険料は、一般的に「終身払い」と「短期払い」という2つの支払い方法から選択することができます。

終身払いは文字通り生涯にわたって保険料を払い込む方法です。それに対して短期払いは、60歳や70歳など、所定の年齢までに全保険料を払い終える方法です。終身払いよりも月々の保険料は割高になりますが、払込終了後は保険料負担がなくなり保障だけが続くため、老後の負担が軽減されるというメリットがあります。

3. 診断給付金・通院治療への保障が充実したものがおすすめ

がん保険の保障のうち、特に重要な保障として診断給付金や通院治療に対する保障があります。これらの保障は保険会社や商品によって保障内容・支払条件等が異なっているため、がん保険を選ぶ際に内容をしっかりと把握しておく必要があります。

診断給付金(一時金)の支払条件を要チェック

がん保険のなかで最も保障の金額が大きいのが診断給付金です。これは、がんと診断されたときにまとまった給付金を受け取ることができるもので、以前は初めてがんになったとき一回しか支払われないものが一般的でした。しかし最近では、がんが転移したり再発したりしたときでも、一定期間を経過していれば二回目以降も給付金を受け取れる商品が主流となっています。

診断給付金(一時金)の支払条件を十分に確認して、複数回支給され、その条件も加入者にとって有利なものを選ぶようにしましょう。

通院治療に対する保障内容と条件を要チェック

以前は入院・手術が主な治療法であったがんも、現在では通院による抗がん剤治療や放射線治療を行うことが多くなってきました。そのため、通院治療に対する保障が充実しているかどうかが、がん保険を選ぶうえで重要なポイントとなっています。

がん保険には以前から通院保障がついていることが多いですが、この保障は、通院すれば必ず給付されるというわけではありません。一度入院して退院した後の通院のみを対象にしたものか、あるいは入院の有無にかかわらず治療のための通院も対象としたものか、受け取りの条件は商品によって細分化されているため、それを確認する必要があります。

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4. 上皮内新生物への保障の有無は商品によって違う

がんは「上皮内」と「悪性」の二つに大別することができますが、前者の上皮内新生物の扱いについても確認する必要があります。

上皮内新生物とは、悪性新生物と違って、治療を行えば転移や再発の可能性がほとんどないものです。一般的に上皮内新生物もがん保険の保障の対象となりますが、保険商品によっては、両者の保障内容が異なっている場合があります。たとえば、上皮内新生物が診断給付金の対象外となったり、給付額が減額されたりするケースもあります。上皮内新生物の取り扱いは保険会社によって違ってくるので、加入するにあたってはよくチェックする必要があります。

まとめ:がん保険は終身タイプが基本の選択肢

ここまでご紹介したように、がん保険には終身タイプと定期タイプがあり、終身タイプの方が「保険料」と「保障期間」の両面でメリットがあるケースが多くなっています。そのため、特別に一定の期間に限った保障が必要という場合を除き、がん保険に加入するのであれば終身タイプを軸に検討するのが基本といえます。最後に、もう一度いくつかのポイントをおさらいします。

  • 定期タイプはある年齢を過ぎると更新ができなくなるが、終身タイプは一生涯保障が続く
  • 定期タイプは契約を更新するごとに保険料が上がるのに対して、終身タイプは契約時から変わらないため、長期的にみれば終身タイプの方が割安となる場合がある
  • 終身タイプのがん保険は、途中での見直し(による解約)に対して心理的なハードルができやすいため、契約する際は長く加入することを前提によく吟味する必要がある

このように、がん保険は終身タイプが基本ではありますが、そのメリットとデメリットの両面を理解したうえで、しっかりと保障される商品を選ぶようにするとよいでしょう。

※本記事は編集部が作成した一般的な参考情報です。特定の商品・保険会社を推奨するものではなく、断定的な提案でもありません。実際の要否は、各代理店の窓口で保険募集人にご確認ください。統計・制度に関する数値は今後変更される可能性があるため、最新の情報をあわせてご確認ください。

執筆

ほけんスコア編集部

Googleの公開データをもとに保険の窓口を客観的に比較・解説する、ほけんスコアの編集チームです。

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